腰痛持ちの方は○○筋が極端に減少している!?
答えは大腰筋です。(別名インナーマッスル)
本日は大腰筋の衰えが引き起こす腰痛のメカニズムについてお話しします。
腰痛の原因はさまざまですが、その中でも大腰筋(インナーマッスル)の衰えが原因となる腰痛は、特に多くの女性に見られる症状です。
大腰筋は、腰椎から股関節にかけて伸びる筋肉で、私たちの身体を支え、正しい姿勢を保つために重要な役割を果たしています。しかし、運動不足や長時間のデスクワーク、出産後の体調変化などによって、この大腰筋が弱ってしまうと、腰痛が発生するリスクが高まります。
まず、大腰筋の役割について簡単に説明します。
大腰筋は、腰椎と大腿骨を結びつけ、私たちが歩く、立つ、座るなどの日常的な動作をサポートする筋肉です。この筋肉がしっかりと機能することで、骨盤と背骨が正しい位置に保たれ、身体全体のバランスが維持されます。
しかし、大腰筋が弱くなると、骨盤が後ろに倒れたり、背骨が丸まったりして、姿勢が悪くなります。
この姿勢の悪化が腰に大きな負担をかけ、腰痛を引き起こすのです。
具体的には、大腰筋が衰えることで骨盤が安定しなくなり、腰椎が不自然な位置に引っ張られてしまいます。この結果、腰の周りの筋肉や関節に過剰な負担がかかり、痛みや違和感を感じるようになります。
また、大腰筋が弱くなると、代謝が低下し、血流が悪くなるため、腰の筋肉が硬くなりやすく、これも腰痛の原因となります。
さらに、女性の場合、ホルモンバランスの変化や出産後の骨盤の開きなどが加わることで、大腰筋の衰えが加速しやすいと言われています。
大腰筋が弱ると、身体の中心が安定しなくなり、腰痛だけでなく、下半身太りや便秘、冷え性などのさまざまな不調を引き起こすこともあります。
当院では、この大腰筋の衰えによる腰痛に対して、EMS(Electrical Muscle Stimulation)を用いた治療を行っています。
EMSは、筋肉に電気刺激を与えることで、筋肉を効果的に鍛えるトレーニング法です。
特にインナーマッスルのように、通常の運動では鍛えにくい筋肉に対して、EMSは非常に有効です。
短時間で集中的に筋肉を鍛えることができるため、忙しい女性でも無理なく継続できます。
EMSを用いた治療では、大腰筋をターゲットにしたトレーニングを行い、筋力を強化しつつ、正しい姿勢を取り戻します。
これにより、腰への負担が軽減され、腰痛が改善されるだけでなく、再発防止にもつながります。
また、EMSによる筋トレは、基礎代謝を高める効果もあり、ダイエットや冷え性の改善にも役立ちます。
腰痛に悩まされている方は、ぜひ一度当院でのEMS治療を体験してみてください。
大腰筋をしっかりと鍛えることで、腰痛のない快適な毎日を手に入れましょう。
女性特有の体調変化にも対応し、丁寧にサポートいたしますので、安心してご相談ください。