母指CM関節症とは?

母指CM関節症とは?
― 繰り返す親指の痛みとルート治療による根本アプローチ ―

親指の付け根が痛い、物をつまむとズキッとする、ペットボトルのフタが開けにくい。
こうした症状がある場合、母指CM関節症の可能性があります。

母指CM関節症は、親指の付け根にあるCM関節(手根中手関節)に負担がかかることで起こる疾患で、特に40代以降の女性に多く見られます。しかし近年では、スマートフォンやパソコン作業の増加により、年齢や性別を問わず増加傾向にあります。

母指CM関節症が起こる原因

母指CM関節は、物をつまむ・ひねる・握るといった動作を頻繁に担う関節です。
日常生活や仕事、家事の中で親指を酷使し続けることで、関節に繰り返しストレスがかかります。

主な原因には以下があります。

・家事や育児による手の使い過ぎ
・スマホやパソコン操作
・更年期以降のホルモン変化
・手首や前腕の筋緊張
・親指周囲の筋肉バランスの崩れ

特に重要なのが、親指だけでなく、手首・前腕・肘・肩まで連なる筋肉の緊張です。
この連動した緊張が、親指の付け根に過剰な負担を集中させ、痛みを引き起こします。

痛みが慢性化する理由

母指CM関節症は、初期の違和感を放置すると、次第に痛みが強くなり、日常生活に支障をきたすようになります。

湿布やサポーター、痛み止めで一時的に楽になっても、痛みの原因そのものが解消されていないため、再発を繰り返すケースが少なくありません。

これは、関節だけでなく、筋肉の深層に蓄積したコリが残ったままになっているためです。

ルート治療とは何か

ルート治療は、筋肉の深層に長年蓄積したコリの流れ(ルート)を的確に捉え、鍼で直接アプローチする治療法です。

母指CM関節症に対するルート治療では、
・親指周囲
・手のひら
・前腕
・肘
・肩

といった、痛みにつながる一連のルートを重視します。

痛みが出ている関節だけを施術するのではなく、負担を生み出している上流の原因まで丁寧にアプローチする点が特徴です。

ルート治療が母指CM関節症に有効な理由

ルート治療により、次のような変化が期待できます。

・深層筋の緊張が緩む
・関節への過剰な負担が減る
・血流が改善し、炎症が鎮まりやすくなる
・動かしたときの痛みが軽減する
・再発しにくい手の状態を作る

これは、単に痛みを抑えるのではなく、痛みを生み出している身体の使い方や緊張構造を整える治療です。

手術を考える前にできること

母指CM関節症が進行すると、手術を勧められることもあります。
しかし、すべてのケースで手術が必要なわけではありません。

筋肉や神経の緊張が主な原因となっている場合、ルート治療によって症状が大きく改善するケースも多くあります。
特に、「使うと痛い」「休むと少し楽」という段階であれば、早めの対応が重要です。

まとめ

母指CM関節症は、親指の関節だけの問題ではなく、
手から腕、肩へと続く筋肉の連動した緊張が深く関係しています。

ルート治療は、痛みの原因となる深層のコリを根本から解放し、
日常生活で使いやすい手へと導く治療法です。

親指の痛みを我慢し続ける前に、
身体全体のつながりを考えた治療という選択肢を検討してみてください。

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