原因と当院の改善法を専門家が解説
朝起きた瞬間、首がまったく回らない、ズキッと鋭い痛みが走る、服を着る動作ですら辛い…。
そのような「朝の激しい首痛」は、福岡・高宮エリアでも特に冬場に多くみられる症状です。
高宮レディース鍼灸整骨院では、寝違えの患者さまが増える時期になると、首だけの問題ではなく 筋膜・血流・姿勢・冷え が複合的に関わっているケースが非常に多いと感じています。当院の院長であり柔道整復師・鍼灸師の 多賀宏之も、「冬の寝違えは“複合トラブル”としてとらえることが大切」だとよくお伝えしています。
ここでは、朝の首の激痛がなぜ起こるのか、そして当院でどのように改善へ導いているのかを専門家の視点から詳しく解説します。
■なぜ“朝”に寝違えが起こりやすいのか?
①冷えによる筋膜の収縮
筋肉を包む「筋膜」は、冷えると硬くなり、関節の動きを制限します。特に冬の夜間は体温が下がり、筋膜がギュッと縮むことで、寝返りのわずかな動きでも筋膜がロックされやすい状態になります。
私は、この状態を「冷えて縮んだゴムが急に引っ張られるようなもの」と表現します。
②姿勢のクセが負荷を増大させる
スマホ姿勢やデスクワークの蓄積によって、首の後ろの筋肉が常に緊張した状態になります。その負荷が夜の間に限界を迎え、“朝の激痛”として現れることが多いのです。
③血流不足で炎症が強く出る
筋膜がロックされると血流が滞り、酸素不足となり炎症が起きやすくなります。起床時は血流がまだ十分に上がっていないため、痛みが最も強く感じられます。
■寝違えを繰り返す人の特徴
•冷え性
•肩甲骨が動かない
•猫背・巻き肩
•枕が合っていない
•冬になると痛みが出やすい
•ストレスや疲労を抱えている
これらの特徴が重なると寝違えは起こりやすく、悪化しやすい傾向があります。
■当院の寝違え改善法
高宮レディース鍼灸整骨院では、痛い部分だけを施術するのではなく、
筋膜ライン全体の異常を見極めること を最重視しています。
院長の多賀宏之は、首の痛みでも必ず
「胸・肩甲骨・背中・腕」までチェックし、
“どこでロックが起きているか” を分析します。
①筋膜ラインの評価(痛みの根本を見つける)
首の痛みが前側から来ているのか、後側から来ているのか、あるいは腕の緊張が原因なのかを細かくチェックし、根本原因を特定します。
②ルート治療で深層の筋膜ロックを解除
深層のコリや癒着を狙って取っていくルート治療は、寝違えの強い痛みに非常に相性が良い施術法です。
「初回で可動域が大きく変わるケースも多い」とお伝えしています。
③ハイボルトで炎症を鎮める
強い痛みには必ず炎症があります。ハイボルト治療で炎症を素早く抑えることで、治りを早め、悪化を防ぎます。
④ 再発防止のアドバイス
•寝る前の保温
•朝の軽いストレッチ
•スマホ姿勢の修正
•肩甲骨を動かす習慣
など、季節に合わせたセルフケアもお伝えしています。
■「朝の激痛」は早期対応が重要
寝違えは放っておいても良くなることがありますが、
強い痛みを我慢すると 慢性化して肩こり・頭痛に発展 することも多いです。
痛みが強い場合は、早い段階で専門的な治療を行うことが最短の改善につながります。
■まとめ
朝の首の激痛は、多くの場合「筋膜のロック」と「冷え」「姿勢のクセ」による複合トラブルです。
福岡・高宮で寝違えを繰り返している方、痛みが強く日常生活に支障が出ている方は、
高宮レディース鍼灸整骨院・院長 多賀宏之 にぜひご相談ください。
原因を丁寧に特定し、再発しない体へ導きます。
