忘年会シーズンに増える身体の痛み

東洋医学で考える「肝臓の疲れ」とルート治療

年末が近づき、忘年会や会食が増えるこの季節。
「最近、肩や背中が張る」「腰痛が強くなった」「朝起きたとき体が重い」
そんな不調を感じている方が多く来院されます。

実はこれらの症状、肝臓の疲れが関係している可能性があります。
東洋医学では、肝は単なる内臓ではなく、体の巡り・筋肉・自律神経・感情まで深く関与する重要な存在と考えられています。

東洋医学でいう「肝」の役割

東洋医学における肝は、

・血を貯蔵し、必要な場所へ巡らせる
・筋肉や腱の柔軟性を保つ
・気(エネルギー)の流れを整える
・ストレスや感情のコントロール

といった働きを担っています。

そのため肝が疲れると、血流や気の巡りが滞り、筋肉が硬くなり、痛みとして現れやすくなるのです。

忘年会シーズンが肝を酷使する理由

この時期に肝が疲れやすいのには、はっきりとした理由があります。

・アルコール摂取量の増加
・脂っこい食事、夜遅い食事
・睡眠不足
・仕事の忙しさによるストレス
・寒さによる血流低下

特にアルコールは肝に大きな負担をかけ、血の巡りを悪くします。
肝の処理能力が追いつかなくなると、筋肉へ十分な栄養が届かず、コリや張りが深層に蓄積していきます。

肝の疲れから起こりやすい体の痛み

肝の不調が影響しやすい症状には、次のようなものがあります。

・肩こり、首こり
・背中や肩甲骨周囲の張り
・腰痛、股関節の違和感
・足がつりやすい
・左右差の強い痛み
・頭痛、目の疲れ

「張る」「突っ張る」「動かすと引っかかる」
このような痛みは、肝の影響を強く受けているサインです。

整骨院から見た肝の疲れと体の歪み

肝の働きが落ちると、筋肉の緊張バランスが崩れ、左右差が出やすくなります。
その結果、

・骨盤や背骨の歪み
・可動域の低下
・慢性的なコリの定着

が起こり、痛みが抜けにくい体になります。

ここで重要なのが、表面だけをほぐしても改善しにくいという点です。
肝の疲れによる痛みは、筋肉の奥深くに「根」を張るように残っていることが多いのです。

ルート治療が肝由来の痛みに適している理由

当院で行うルート治療は、東洋医学の考えを基盤に、
深層に蓄積したコリ(ルート)へ直接アプローチする治療です。

肝の疲れによって生じたコリは、
・表面ではなく深層に残る
・広範囲に連なっている
・自律神経にも影響を与える

といった特徴があります。

ルート治療では、これらのコリの「流れ」を捉え、
鍼によって血流と気の巡りを一気に改善させることで、

・筋肉の緊張を根本から緩める
・歪みを作りにくい体へ導く
・肝の負担を間接的に軽減する

といった効果が期待できます。

年末の不調は年内のうちに

「年末だから仕方ない」
「忙しいから後回し」

そうしていると、肝の疲れは抜けきらず、年明け以降も痛みを引きずってしまうことが少なくありません。
ぎっくり腰や寝違え、自律神経症状につながるケースもあります。

まとめ

忘年会シーズンは、肝臓が最も酷使される時期。
東洋医学的に見ると、肝の疲れは筋肉や体の痛みとして現れやすく、放置すると慢性化の原因になります。

整骨院でのケア、そしてルート治療による深層アプローチは、
この時期特有の不調を根本から整える有効な選択肢です。

「最近、体がいつもと違う」
そう感じたら、それは体からの大切なサインかもしれません。

ルート治療、ルート鍼、高宮駅、福岡市南区、多賀宏之

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